うわさの卵管造影検査。痛いけどすぐ終わるから大丈夫【女性不妊検査】【体験談】

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妊活・不妊治療

不妊検査で行われる卵管造影検査。

ネットで痛い~ってよく聞きますよね。

私も実施する前、不安で検索魔になっておりました(;・∀・)

どんな検査なの?

費用はどのくらいかかるのか?

私の体験談をまとめていきます。

卵管造影検査で何が分かる?

<卵管造影検査>

  • 卵管がつまっていないか調べる検査

妊娠するためには、まず卵子が卵巣から出て、精子と出会い受精します。

その後、受精卵が「卵管」という道を通って子宮に着床することで妊娠が成立します。

ここで、卵管が詰まっていると受精卵が子宮まで行けず、妊娠ができません。

卵管造影検査で、卵管が詰まっていると判断された場合、タイミング指導や人工授精では妊娠は厳しくなり、体外受精へと一気にステップアップします。

生理時や、妊娠の可能性がある時期はできないので、生理終了後すぐの低温期に実施します。

(資料:セントウィメンズ提供資料に筆者追記)

<卵管造影の手順>

  1. 内診&消毒
  2. 子宮腔内から卵管にカテーテル(細い管)を挿入
  3. カテーテルに造影剤を注入
  4. 注入直後の子宮及び卵管の形を撮影
  5. 30分ほどベッドでころころ体勢を変え続け、造影剤を子宮腔内に行き渡らせる
  6. 造影剤の広がり方を撮影

撮影した画像で、卵管に詰まりがないかを判断します。

検査自体で、スムーズに終わっても1時間半くらいかかるので時間に余裕を持って行きましょう。

事前にトイレにいっておくことをおススメします(´▽`)

卵管造影は不妊検査ですが、不妊治療も兼ねていると言われています。

検査時、子宮から卵管へレントゲンに写る造影剤を通します。

これにより、卵管がすっきりきれいに(≧▽≦)

お掃除され、通りがよくなるイメージ。

検査後の6か月は妊娠しやすいゴールデン期とよく言われます(^^♪

ゴールデン期…!?

これを聞くとちょっと頑張れそうな気がしますよね!

私が通っていたセントウィメンズの卵管造影検査では、検査した周期も避妊しなくて良いよ、むしろ積極的にタイミングをとってOKとのことでした。

この辺りは通われているクリニックの検査方法により異なってきますので、担当医にご確認くださいませ。

少し補足情報ですが。

以下、セントウィメンズ公式HPより引用した名人院長のお言葉。

卵管造影検査についてです。

不妊症において卵管因子は最大の女性側の不妊因子だといわれています。そして、子宮卵管造影は、不妊症患者様に対して、多くの婦人科医院で行われている検査です。しかし、その技術には多少差があります。よく卵管がつまっているということを言われる患者様がいますが、本当につまっているのか場合によってはあやしいものです。当院では100例の患者様の子宮卵管造影を行って、真の卵管閉塞と診断されるのは、わずかに1例程度です。卵管留水腫が2例程であり、卵管留水腫は子宮卵管造影で診断された場合、ほぼ100%正しいと言えるでしょう。卵管が異常に膨大している像が確認され、造影剤が排出されないことがわかるからです。しかし、卵管閉塞に関しては偽陽性が多いことも事実です。造影剤を入れる圧力やテクニックにてかなり違いがでることもあります。また、造影剤の種類にもよっても違います。油性の造影剤は粘度が高く、偽陽性が出やすい傾向にあります。すなわち、片側卵管に造影剤が流れ出すと、子宮内部の圧力が高まらずに、反対側の卵管に造影剤が流れにくいという傾向にあります。水溶性の造影剤は粘度が低いために偽陽性が少なくなります。油性の造影剤には、卵管癒着などが若干わかりやすいという利点はあるものの、水溶性造影剤の方が、卵管から造影剤が出る時の出方により、卵管采の癒着がわかりやすいという意見もあります。
卵管閉塞が疑われる場合、偽陽性に出る原因には、卵管角付近のポリープがある場合もあります。
卵管がつまっているからすぐ体外受精にした方がいいと言われた場合は、ちょっと気をつけてください(開腹手術や腹腔鏡で確認されている場合は除きます)。子宮鏡下に子宮内の状況を確認し、卵管に直接造影剤を送り込んで確認できる検査もあります。もちろん、卵管留水腫の場合は仕方がありません。

(引用元:セントウィメンズ公式ホームページより)

ふふふ(´▽`)

院長らしい、だーっとした文章です。

でもオリジナルの良いことが書いてあります。

要点は以下。

  • 女性不妊の最大原因は卵管にあり
  • 卵管造影検査には技術が必要
  • 卵管が詰まっているよと他院で言われても、本当は詰まっていない事例もあり

卵管が詰まっているよ~と診断され、時間的に余裕もあって、なかなか体外受精に踏み切れない場合、別のクリニックで再度、卵管造影検査してもらう方法もありですね。

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卵管造影検査の痛みは?

卵管造影検査を体験しての私の感想。

造影剤を注入時「息が止まるくらい痛かった。けど30秒くらいですぐ終わる」です。

詳しくは以下の卵管造影検査の手順ごとに、お伝えします。

<1.内診&消毒>

名人院長は特に丁寧なお言葉は無いですが(笑)、看護師さんが優しく説明してくれます

「まず消毒。その後細い管を内診台で入れて、レントゲン室に移動します。」

「緊張してますか?ちょっと生理痛のような痛みがあるかもしれませんが頑張りましょう。」

はい、結構緊張してました。

だれでも痛いのは嫌ですよね(;・∀・)

しかも未知なので、なおさら恐怖。

内診&消毒スタート。

消毒事態は、痛みは特にないです。

かっかっかっ!という音とともに消毒。

ここでも院長の優しさは無し(笑)

<2.子宮腔内から卵管にカテーテル(細い管)を挿入、お腹から超音波で確認>

「管入ります。」

「ふーと息はいてリラックスしてね~。」

(息はいてリラックスすることで痛みが軽減するみたいです)

カテーテルを子宮腔内に入れられたところで、ずーんと下腹部、生理痛の痛みきました。

でも、まぁ大丈夫。

これなら全然耐えられます。

看護師さん「大丈夫?」

看護師さんに優しく声かけられます。

この声掛け、うれしいく安心します(´▽`)

私「はい、これなら大丈夫です。」

お腹の上から超音波で確認(おそらくカテーテルの位置?)。

「OKです。レントゲン室に移動してください。」

内診台から3メートル先にあるレントゲン室に歩いて移動。

パンツ履いてないまま移動するので、タオルは渡されますが、スカートがおススメです(^^;

<3.カテーテルに造影剤を注入>

<4.注入直後の子宮及び卵管の形を撮影>

レントゲン室のベットで横になります。

「造影剤をいれていきまーす。」

ここからが痛かったです(;・∀・)

内臓が膨れる感じ?

内側から圧力のある痛み。

えっ、痛い、えっ?

「次、左行きま~す」

えっ、左って何?左右やるの?2回目?

この間が内側からくる普段ない痛みで、息を止めてしまいました。

造影剤が入れ終わると、院長が撮影のためにレントゲン室の外にささっとでます。

「撮ります。はい、息すってー!」

痛みで呼吸を止めている中、うごっとわずかに吸う。

吸えてる??

「はい終わり~。」

うげ、呼吸できないくらい痛いと感じたのは30秒くらいでした。

その時は長く感じますが、短いので、大丈夫。

これで、卵管に重大な問題があれば、時間ロスを防いでステップアップできる。

異常が無い場合にも、妊娠しやすいゴールデン期を得られて、妊娠の確立が上がる(´▽`)

やっておくべき不妊検査だなと思います。

<5.30分ほどベッドでコロコロ、造影剤を子宮腔内に行き渡らせる>

<6.造影剤の広がり方を撮影>

造影剤注入後は30分間、卵管内に造影剤を行き渡らせるためにベッドの上で左右コロコロ体勢を変え続けます。

ここからはそこまで痛くないです。

最初、生理痛のような痛みが余韻として残っているので、よっこらしょと右左コロコロしますが、痛みも引いていきます。

扉が閉まったレントゲン室にて、一人でひたすら左右コロコロ。

ちょっとリラックスタイムです。

30分後、タイマーがなり、院長がきます。

「息すって~。」

レントゲン、カシャっ!

「うーん、もうちょっとコロコロしてください。」

あと10分、追加コロコロ。

再度、写真撮影をして「はい、OK!」。

この後、待合室で一回待機。

再度呼ばれて、院長にレントゲン写真をもとに当日結果の説明を受けました。

その後、帰り道は下腹部に違和感がありました。

痛みはないです。違和感だけ。

翌日には、造影剤を入れた直後の30秒間だけ、うげってなった痛みも忘れました。

この痛みに関しては、本当に個人差があるみたいです。

ブログやインスタで卵管造影検査を受けた人の体験談を見ると、「不妊治療で一番痛かった」とかドキドキしてしまう声あり。

一方で「痛くなかった」という声も。

卵管のつまり状態や、担当医の腕によるのかもしれません。

痛みが心配な場合は、事前に痛み止めを飲んで良いか確認し、飲んでおくのも手ですね(^^♪

卵管造影検査の結果

結果はその日に分かります。

撮影したレントゲン写真を見ながら、名人院長から説明を受けました。

結果:異常なし

卵管の詰まりは無かったことが確認できて一安心です。

説明を受けているとき、レントゲン写真をみました。

えー、卵管って、こんな細くてくねくねしてるんだ…

もっと太くて短いものだと思っていました。

これは精子が卵子にたどり着くまで泳ぎ切るのはとても大変だ。

受精できたとしても、受精卵がころころ卵管を通って移動するのも大変だ。

1人1人の命って、ほんと奇跡!

出産、新生児子育て中も感じましたが、不妊治療をしているとまたまた改めて命の尊さをかみしめます(*’ω’*)

かかる費用と検査時間

卵管造影検査:8,620円(保険適用)

検査時間:結果報告も含めて1時間半程度

ただの超音波や採血と違い、検査時間事態が長いです。

ちょっと構えて行う検査になります。

卵管造影検査まとめ

<卵管造影検査>

  • 卵管がつまっていないか調べる検査
  • 検査後6か月はゴールデン期間
  • 息が止まるくらい痛かった。けど30秒くらいですぐ終わる(※個人差あり)
  • 検査&診察時間だけで1時間半かかる
  • 卵管造影検査:8,620円(保険適用)

以上、ちょっと痛い思いをするかもしれないけど、やった方が良い検査でした。

次は男性の不妊検査である精液検査についてまとめました↓

≫精液検査ってしたほうが良いの?費用はどれくらいかかる?【男性不妊検査】

妊活・不妊治療のまとめ記事はこちら↓

≫タイミング法・人口受精からの妊娠★2人目不妊治療の体験談【まとめ】

注意

妊活・不妊治療は個人差があります。

それぞれの方の状況によって、対応方法が大きく異なってきます。

本記事はあくまで参考程度でお願い致します。

詳細は担当医にご相談くださいませ(´▽`)

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