不妊治療クリニックで体験した人工授精について。
そもそも人工授精って名前、ハードルが高い印象だけどどんな内容??
通院の頻度と費用はどれくらい?
私たち夫婦は、6回の人工授精を実施しました。
結果、人工授精では授かりませんでしたが、得るものは大きかったです。
今回の記事は、人工授精の内容と、流れについて。
人工授精とは?
人工授精:
- 排卵の時期に、管で精液を子宮内へ直接注入する方法
人工授精は、濃縮した精子を膣内粘液を通り越して、子宮から卵管に向けて注入し、精子を助けてあげる手法です。
静岡県の岩端医院の説明画像が分かりやすかったのでホームページから引用させて頂きました。

女性側の卵管や排卵、ホルモン状態に問題はなく、精子の運動能力が少し低い時に効果的といわれています。
「人工授精」っておおごとのような名称ですが(;・∀・)
女性側の体の負担はそこまでありません。
受精から着床、妊娠までの過程は自然妊娠と全く同じ。
通院の頻度も、タイミング指導とほぼ一緒。
タイミング法も実施しながら、一番妊娠しやすい日にさらに確立を高めるイメージ。
「人工授精」という名前を変更したほうが誤解がないのではないか?
例えば、精子濃縮サポート法とか??
どうでもよいこと、失礼!(∩´∀`)∩
値段は1回2万円前後(2021年時、保険適用外)。
高額ですが、体外受精に比べると取り組みやすい金額です。
排卵が無い場合などは、排卵誘発剤を使う場合もございます。
また、セントウィメンズでは、確率をさらに高めるために、妊娠に必要な黄体ホルモンの補充を薬によって行いました。
人工授精の妊娠率

セントウィメンズの資料によると、1回の人工授精の妊娠率はそれほど高くありません。
人工授精の妊娠率:15%前後(セントウィメンズ資料より)
精子の運動率が低くく、自然に妊娠できる確率が5%以下の夫婦にとって、人工授精の実施は妊娠の確率を高められる有効な方法になります。
そもそも不妊症ではない夫婦がタイミングをとっても、妊娠率というのは20%くらいだそうです。
人工受精の妊娠する確率が15%なのと、人工授精で妊娠できる夫婦の9割が6回以内に妊娠していることから、人工授精は6回を目安といわれております。
6回実施して妊娠しなかった場合、体外受精にステップアップすることが多いとのこと。
もちろん、7回目、8回目で妊娠されている方もいらっしゃいますので、この辺りは夫婦の年齢や様々な判断によるかなと思います。
人工授精のスケジュールと当日の流れ

人工授精を実施する際の大まかなスケジュールや当日の流れをまとめます。
こちらもクリニックより異なりますし、患者さんそれぞれ、また周期によっても対応が異なってきます。
私が実施した6回の中で、一番オーソドックスな流れをまとめております。
<通院スケジュール>
条件:1周期28日間、排卵誘発剤を使わないで実施
- 月経周期10日目~12日目(排卵の2~3日前)
超音波検査で卵胞の発育の程度や子宮内膜の厚さを確認し、排卵日を予想。人工授精実施日を確定。翌日に人工授精を実施する場合は、確実に排卵をさせるため、排卵を誘発する点鼻薬、注射を行う。 - 月経周期12日目~14日目(人工授精当日)
人工授精の当日に精液を指定容器に入れて持参。調整後の精液を子宮内へ注入。排卵直前のことが多いので、この日も排卵を誘発する点鼻薬、注射。炎症を抑える抗生剤処方。 - 人工授精2日後
排卵されているかチェック。高温期を安定させる薬を処方。 - 人工授精7日後
黄体ホルモン値を確認するための採血。ここでも点鼻薬、注射。 - 人工授精15~17日後
尿検査による妊娠判定。結果により次回の作戦会議。
人工授精を実施日のより細かい当日の流れは以下です。
<人工授精当日の流れ>
- 受付
9時に受付。自宅で朝、専用容器に採取した精液を受付時に渡す。 - 精液調整
1時間~2時間、精液を濃縮調整してくれるので待つ。 - 人工授精
まず内診し、卵胞の状態を確認。管で精液注入、痛みはなし、1分で終わる。5分お尻を高く上げた状態キープ。 - 排卵誘発
念のための排卵誘発の点鼻薬、注射。 - お会計
3日間飲む抗生剤をもらう。
人工授精事態は10分以内で終わりますし、痛みも全く感じません。
当日は午前中には終わる…はずなのですが、セントでは13時、14時終了になることもありました。
合間合間の待ち時間が長いのでね(^^;
通院頻度と費用は?

通院頻度:1周期(約1カ月)で、5回
人工授精1回分:20,000円~23,000円(自費)+検査代、薬代
1周期の全体費用は、使う薬の種類によってだいぶ幅があります。
ので、それぞれの人工授精の詳細記事で記載したいと思いますが、合計33,000円~40,000円くらいのイメージです。
私が人工授精にトライしたのは、2021年だったので、保険適用外でした( ;∀;)

また、人工授精は私の自治体では助成金はありませんでした。
なのでまるまる負担です。
結構痛い出費ですが、身体の負担はありませんし、通常通りタイミング法も実施します。
確率を高める必要経費だと思って(^^;
これからは保険適用の範囲も拡大されるので、取り組みやすくなるかと思いますヾ(≧▽≦)ノ
通院頻度も1カ月5回ですが、それぞれの診察事態は短いです。
人工授精の日は精子の調整に時間がかかるため半日、他は診察時間は10分もないかと。
待ち時間が長いクリニックは、その待ち時間がネックになってくるやも。
痛みや体への負担は?

痛みや身体への負担はありません。
通常のエコーでみる超音波や、ホルモン状態を診るため採血を行う程度です。
確実に排卵させるために、おしり、または肩に筋肉注射するのですが、それがちょっとちくっとします。
インフルエンザの予防接種のイメージ?
あとは、黄体ホルモンを高める薬が、副作用によっては少し辛くなるかもしれません。
私の場合は、注射も薬もそこまで気になることはありませんでした(´▽`)
精子の運動率と人工授精の結果

結果は人工授精6回で、妊娠することはできませんでした。
<人工授精の結果>
- 人工授精1回目(SMI値:76。精子運動率:22.9%→40.4%)…妊娠判定:陰性
- ここで卵管造影検査(半年間のゴールデン期スタート)
- 人工授精2回目(SMI値:110。精子運動率:27.7%→21.7%)…陰性
- 人工授精3回目(SMI値:72、62。精子運動率:15.0%→77.7%)…陰性
- 人工授精4回目(SMI値:54。精子運動率:24.0%→62.3%)…陰性、クリニックで若干陽性?
- 人工授精5回目(卵管内)(SMI値:186。精子運動率:49.0%→91.2%)…陰性
- ここで子宮鏡検査(子宮内をきれいにするため、この後妊娠しやすいとのうわさも?)
- 人工授精6回目(卵管内)(SMI値:34、40。精子運動率:20.5%→65.9%)…陰性、検査薬うっすら陽性?
※SMI値は濃縮前。精子の運動率は濃縮前→濃縮後。
※各回、処理が多少異なりました。詳細は各回ごとに、後日記事をアップしていきます。
精子の運動率は平均して低めですが、各回で上下幅が結構あります。
精子の運動率を毎回測れるのが、私たち夫婦にとってはメリットでした。
数値からの改善で自分たちにベストな禁欲期間のタイミングがだんだんわかってきました。
またサプリメント効果も測れました。
≫精子の運動率を上げる3つのポイントで自然妊娠!6回の人工授精から分かった数値改善【男性不妊治療体験談】
人工授精まとめ

<人工授精のまとめ>
- 排卵の時期に、管で精液を子宮内へ直接注入する方法
- タイミング法も実施しながら、一番妊娠しやすい日にさらに確立を高めるイメージ
- 女性側の卵管や排卵、ホルモン状態に問題はなく、精子の運動能力が少し低い時に効果的
- 痛みや身体への負担はない
- 1回の妊娠する確率は15%程度
- 1カ月、5回程度通院
- 人工授精そのものの費用は1回22,000円程度(保険適用外の時)
記念すべき1回目の人工授精の体験談はこちら↓
≫どきどきっ1回目の人工授精&精子の運動率改善へのチャレンジ【不妊治療体験談】
妊活・不妊治療のまとめ記事はこちら↓
≫タイミング法・人口受精からの妊娠★2人目不妊治療の体験談【まとめ】
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こちらの内容はあくまで筆者の体験談です。
個人の状態により、治療法や検査法は異なってきますのであくまで参考程度にお願いいたします。
担当医に良くご相談のうえ、ご判断くださいませ(*´▽`*)
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