不妊治療で行われる一般検査、今回は低温期の血液検査と月経血培養検査について。
どんな検査なの?
費用はどのくらいかかるのか?
体験談をまとめていきます。
低温期の血液検査&月経血検査で何が分かるの?
低温期の血液検査、月経血培養検査では主に次のことが分かります。
- 低温期の血液検査:妊娠に必要な脳下垂体ホルモン値などが適切か調べる
- 月経血培養検査:子宮や卵管内の不妊の原因となる細菌の存在を調べる
妊娠するにはいろんなホルモンが適切な値である必要があります。
(ホルモンの名前、いっぱいあり過ぎて混乱するよね(*’ω’*))
低温期では、妊娠に必要なホルモン、脳下垂体ホルモンの検査をします。
また月経血に悪い細菌がいると、それも不妊の原因になる可能性があります。
そのあたりをチェックします。
生理期間中の検査になるので、生理2日~5日目に予約をするよう指示をうけます。
通っていたセントウィメンズクリニックは混みこみなので、生理がきたら「あ~、また生理きたか…」と落ち込みつつも、そっこー電話!で予約しました。
検査自体は、体の負担はありません。
一般的な採血(3本分くらい?記憶があいまいですが、沢山取られた気がします、、)。
あとは通常の内診と同じです。
内診時、月経血をくるくると少し採取。
あまり感覚はありません。
検査結果は、2週間後くらいの検診時、教えてもらえます。
生理中に内診台に乗るの??(・_・;)
ちょっと不安になりますよね。
でも大丈夫です。
よくある検査なので、先生方、看護師さんは慣れっこです。
下に落ちでも大丈夫なように、紙をひいておいてくれますよ。
検査の結果
2週間後くらいに検査結果を教えてもらいました。
<結果>
・月経血培養検査⇒OK!(子宮内の細菌は問題なし)
・血液検査(脳下垂体ホルモン検査)⇒1個だけNG発覚Σ(・ω・ノ)ノ!(プロラクチンに異常あり)
なんとプロラクチンという脳下垂体ホルモン値に異常がありました。
プロラクチン(PRL)値:21.0 ng/ml(基準値5~16 ng/ml)
プロラクチン値が高すぎました。
はて?プロラクチン値が高い、、聞いたことが…
これは二人目不妊の原因のうちの一つでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
1人目の授乳時、母乳を作るプロラクチンというホルモンは上がります。
断乳して生理が再開するとプロラクチンの値が下がりますが、時々高いままの状態の人がいます。
プロラクチンの値が高いと妊娠しにくいので治療が必要。
これだ~~!!
詳細はこちらの記事にまとめました↓
≫あれ?1人目産んだのに妊娠しない??二人目不妊とは?不妊治療クリニック予約を決断【30代二人目妊活】
プロラクチンの値を下げてくれるカバサール(カルベルゴリン)を処方してもらいました。
生理の2日目の夜から飲みます。
週1回の服用でOK。
副作用で眠気が強い可能性があるので、運転前の服用は厳禁。
寝る前に飲むようすすめられました。
なので、毎週寝る前に、妊娠するまでの期間、服用しました。
プロラクチンの値が高い場合の治療は、カバサール(カルベルゴリン)を週に1回飲むだけでOK。
身体的負担はありませんでした。
血液&月経血培養検査の費用
血液&月経血培養検査:4,790円(保険適用)
※こちらも、後に申請したさいたま市の不妊検査補助金でまかなえております。
まとめ
<低温期の血液&月経血培養検査まとめ>
- 妊娠に必要な脳下垂体ホルモン値や、細菌をチェックする検査
- 通常の採血&内診のイメージでOK
- 結果はその場では分からない
- 血液&月経血培養検査:4,790円(保険適用)
血液検査でも、結果は客観的な数字で出てきます。
数値をみて薬や、生活習慣の見直しにより、体質を改善する。
そこに名人先生の今までの場数をふんだ経験を参考にした判断が入る。
不妊治療も数値を見て改善し、妊娠の確立を高めていくものなのね(´▽`)
次は高温期の血液検査についての記事をまとめました↓
≫高温期での血液検査で何が分かる?妊娠に大事なプロゲステロンの測定【女性不妊検査】
妊活・不妊治療のまとめ記事はこちら↓
≫タイミング法・人工授精からの妊娠★2人目不妊治療の体験談【まとめ】
※注
妊活・不妊治療は個人差があります。
それぞれの方の状況によって、対応方法が大きく異なってきます。
本記事はあくまで参考程度でお願い致します。
詳細は担当医にご相談くださいませ(´▽`)
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