流れは知ってるよ!人工授精2回目&精子の運動率改善へのチャレンジ【不妊治療体験談】

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妊活・不妊治療

1回目の人工授精、その後の卵管造影検査を得て、2回目の人工授精を実施しました。

人工授精は毎回精子の運動率を測定してもらえます。

精子の運動率が基本低め、でも低すぎて可能性ゼロというわけではないということで、人工授精を実施する運びとなっております。

精子の運動率は、毎回数値を見て夫がかなり試行錯誤してくれました。

今回は、2回目の体験談と精子の運動率改善の試行錯誤についてまとめていきます。

1回目人工授精の体験談はこちら↓

≫どきどきの1回目の人工授精&精子の運動率改善へのチャレンジ【不妊治療体験談】

各回の詳細とは別に、人工授精の全体の流れについてまとめた記事もありますのでご参考に(≧▽≦)↓

≫人工授精とは?スケジュールと当日の流れは?費用はどのくらいかかる?【不妊治療体験談】

卵管造影検査の体験談はこちら↓

≫痛いとうわさの卵管造影検査★痛いけどすぐ終わるから大丈夫【女性不妊治療】【体験談】

人工授精2回目の特徴

まず特徴から。

  • 子宮内人工授精
  • 排卵前に実施
  • 精子:SMI値 110、運動率 27.7%→21.7%(濃縮後)
  • 高温期を安定させる薬:ルトラール、プレマリン
  • 結果:陰性、妊娠できず

子宮内人工授精とは、いわゆる一番スタンダードな人工授精です。

後半で別の手法を使うため、分かるように記載しております。

なんと!精子の受精運動能力を示すSMI値が100を超えました♪

この辺りの詳細は後述します。

2回目ということで、そこまで大変なものではないということを知っている私。

ちょっと余裕があります( ̄▽ ̄)

そして、卵管造影後の周期で、ゴールデン期に突入~。

妊娠できるかなっと、この回はうきうきでした。

通院スケジュールと費用

2回目の人工授精の通院頻度と、その周期の合計費用。

通院頻度:1カ月で6回

合計金額:32,830円 (保険適用9,490円、自費23,340円)

通院6回の内容はこちら。

  • 通院①3月16日:卵胞の大きさチェック
    卵が少し小さいかも?翌々日に人工授精決行を確定(保険:2,100円)
  • 通院②3月18日:人工授精
    点鼻薬、肩にhCG注射。抗生物質フェロモックス処方(自費:22,240円)
  • 通院③3月20日:排卵チェック
    排卵済み。高温期を安定させるための薬ルトラール、プレマリンを処方(保険:2,360円)
  • 通院④3月24日:hCG注射&点鼻薬のみ
    点鼻薬、お尻にhCG注射。(保険:730円)
  • 通院⑤3月27日:採血hCG注射
    高温期のホルモン値チェック&不妊検査。お尻にhCG注射(保険:3,700円)
  • 通院⑥4月2日:尿検査による妊娠判定
    妊娠しておらず。次回の希望聞かれる。カベルゴリン処方(保険:600円、自費:1,100円)

今回の通院は1カ月で6回。

排卵間近からの2週間に寄っており、この辺りの仕事の調整は大変です。

途中でなぜか注射&点鼻薬の通院が入り、6回になってしまいました。

1回増えたのは、不妊検査が入ったためです。

そして今回の高温期を安定させる薬はルトラール、プレマリン。

前回はデュファストンだったのですが、少し強めの薬になった?

この辺りも名人院長の判断です。

理由は聞きそびれてしまいましたが、もう少し確率を上げるために…という作戦ではないかと思っております。

金額に関しては、2021年は人工授精は保険適用外で、助成などもなし( ;∀;)

2022年以降は、費用面ではもっと受けやすくなるはず…!?

ではそれぞれの通院時の具体的な内容をお届けします。

通院①卵胞の大きさチェック

生理開始日から10日目~12日目に、卵胞チェックのための通院。

私の生理周期は28日間前後。

生理周期の長さが個人によって異なるので、生理周期が長いともう少し後での予約になります。

だいたい排卵の2~3日前のイメージです。

卵胞が少しまだ小さいかなぁ…とのこと。

1回目高温期を安定させ、生理をとめるデュファストンを飲んでいたので、そのせいで少し生理周期が狂いました。

少し小さいけど、明後日、人工授精できるでしょう!となり予約を取りました。

今回は翌々日なので、点鼻薬やhCG注射は打ちません。

また1回目と同じように、人工授精当日に向けて説明が書いた紙をもらいます。

  • 当日は9時にくること
  • 当日の朝できるだけ1時間以内に採取した精子を専用カップに入れて、人肌程度にキープ(タオルくるんでポッケいれるとか)。冷めないように持ってきて。
  • 専用カップには、必ず患者名を記載したシールを張ること(間違えたら大変Σ(・ω・ノ)ノ!
  • 受付時、渡すこと。
  • 精液を調整するのに1時間~2時間かかること

うんうん、知ってるよ~。

2回目となると心の余裕が出てきます。

今回の費用:2,100円(保険)

通院②人工授精の当日スケジュール

2回目は以下のように行いました。

<人工授精当日の流れ>

  1. 受付 
    9時に受付。自宅で朝、専用容器に採取した精液を受付時に渡す。
  2. 精液調整 
    1時間半、精液を濃縮調整してくれるので待つ。
  3. 人工授精
    2時間後くらいに、人工授精を実施するベットに呼ばれる。
    今回は若い女医さんでした。
    すぐ来てくれました。
    院長と名字が同じなため、勝手に娘さんかな~とか思っているのですが、真実は不明。
    名前を確認され、「内診しますね」
    卵胞の状態を確認。「排卵前で卵胞は18mm。少し小さめですがOK。では始めます。」
    消毒後、管で精液注入。痛みなし。1分くらいで終わる。
    5分お尻を高く上げた状態キープ。
  4. 排卵誘発
    念のための排卵誘発で、点鼻薬&お尻にhCG注射。
    翌々日に排卵済みかチェックのため予約を取りました。
    そして今回の精子の運動状態を教えてもらえます。
    特にコメントなし!(^^)v※詳細後述
    本日の夜、排卵誘発するために、タイミングを取るよう指導。
    抗生剤のフロモックスを処方。
  5. お会計
    12時前に終了

人工授精&それに関連する処置は10分以内で終わりますし、痛みも全く感じません。

今回は女医さんだからか、丁寧で本当になにも違和感を感じませんでした。

今回は人工授精当日から2日間飲むフロモックスのみ処方。

人工授精時、管を子宮に入れているので、炎症防止の抗生剤です。

前回、この場でもらった高温期を安定させる薬は、排卵済みかチェックする翌々日の内診時に処方されます。

今回の費用:22,240円(自費)

通院③排卵チェック

人工授精の2、3日後に排卵しているかチェックする内診で通院します。

排卵済みを確認できました(^^)

高温期を安定させるための薬ルトラール、プレマリンを処方。

今回は2種類の薬を併用してします。

ルトラール。

こちらは高温期を安定させる人工プロゲステロンです。

プレマリン。

エストロゲン補充薬。

これを飲んでいる間は高温期が継続され、生理はきません。

人工授精までしたのだから、少しでも確率を高めるための投薬になります。

前回、デュファストンを服用時、今まで正確だった生理周期が乱れました。

計算しにくくなるので、高温期を安定させる薬はいらなくても良いかな~と素人ながら思ったり。

とりあえず経験がものすごい名人院長の指示に従います(^^)

今回の費用:2,360円(保険)

通院④hCG注射&点鼻薬

人工授精7日後あたりのちょうど着床している時期に、点鼻薬、お尻にhCG注射。

hCG注射は受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を厚くし、体温を上げる作用があるため「妊娠を助けるホルモン」といわれます。

人工受精の周期は、タイミング療法のときとは違い、黄体ホルモン補充が都度行われました。

セントで奇跡的に2時間で終了~♪

いつもはここで採血による黄体ホルモンチェックを行います。

今回は、採血は3日後に再度通院。

理由はおそらく、他の不妊検査採血と合わせて実施するため?

とかってに解釈しております。

今回の費用:730円(保険)

通院⑤採血による黄体ホルモン値チェック

今回は採血祭り。

4本くらい取られた気がします。

しっかり水飲まなきゃっ(´・ω・)

なんと!1時間半で帰れました♪♪

採血は、人工授精時に毎回実施する高温期の黄体ホルモン値チェックと、今回だけ実施する不妊検査です。

不妊検査は、抗体反応が強過ぎないか?(精子を異物として反応してしまわないか?)、血液固まりやすくないか?(着床時に、着床しにくくなっていないか)を血液検査で教えてくれます。

結果は1週間後あたりの診察時に教えてくれます。

今回の結果は以下で、異常なし(^^)

プロゲステロン:19.4 ng/ml(基準値15 ng/ml以上)⇒good!!

抗核抗体:OK

血清補体価:OK

ループスAC:OK

プロゲステロン値に関しては、高温期を安定させる薬を飲んでいないときと同じくらいの値。

やはり薬はいらないのではないか??

ここでも思ってしまいました( ̄▽ ̄)

あとは、高温期に定番のお尻にhCG注射をぶすっ。

高温期に通院する機会があれば、hCG注射を打ってくれる。

そんな感じ?来るたびお尻にぶすっと注射されております(ー_ー)!!

とにかく確率を上げるぞ~という意気込みを感じ取れます。

今回の費用:3,700円(保険)

通院⑥尿検査による妊娠判定

人工授精15~17日後に、妊娠判定のためクリニックに行きます。

受付時、尿検査を実施。

しばらくたって診察室に呼ばれ、尿検査の結果を基に妊娠判定。

医師から、次回の対応を相談という流れです。

呼ばれるまでドキドキなのです(^^;

そして呼ばれて、カルテを医師が開いたとき…

尿検査の結果が見えちゃうのです…!

陰性だったら真っ白、陽性だったら2本線。

つい見ちゃうのです…(笑)

なかなか他人から結果を伝えられるとなると、心の準備が、、、

これは緊張しすぎるので、自分で検査薬で調べたい、、、

人工授精2回目の結果:陰性、妊娠ならず

医師「今回は残念ながら妊娠しておりませんね。」

ありゃりゃ…2回目もダメだったかぁ~。

今回は二人目不妊の原因となるプロラクチンを下げる薬カベルゴリン、飲んでないしなぁ。

プロラクチンについての記事はこちら↓

≫低温期での採血&月経血検査で何がわかる?2人目不妊の原因にもなるプロラクチンの測定【女性不妊検査】

折角、精子のSMI値が高かったのに、残念!

まぁ、次も頑張ろう!と、そんな感じ。

次回はまた生理がきたら、10~11日目前後で予約です。

カベルゴリン処方され、生理が来るのを待つことになりました。

今回の費用:600円(保険)、1,100円(自費)

タイミングと基礎体温

人工授精時のタイミングと基礎体温の変化はこちら。

画像:ラルーンアプリに筆者追記

前回同様、人工授精を実施した夜に、夫婦生活をするよう指導がありました。

これにより排卵が誘発されるそうです。

今回は1回目の高温期を安定させる薬で、生理周期が少し乱れ、排卵日を少しむりやり前倒ししてしまった感があります。

20日の通院時に、排卵済みだったので、まぁタイミング的には大丈夫でしょ★

しかし、結局生理がきてリセット~(^^;

今回は薬を飲み終えて4日後に生理がきました。

やはり薬を飲むとセリ周期が多少乱れます。

あと悩ましいポイントが、人工授精前の禁欲期間。

長すぎると古い精子がたまり運動率が悪くなるそうです。

セントのおススメは3~5日間。

人工授精前の1週間以上の禁欲期間はNG。

ただ、短くなる分にはOKとのこと。

精子の濃度は薄くなるかもしれないけど、運動率の高い精子は増えるそうです。

今回は禁欲期間を3日間にしてみました。

すると精子のSMI値が100越え!

もしかしたら、禁欲期間が短い分にはOKとの定説は、夫の場合当てはまらないのかもしれません。

もう少し詳しく、精子の運動率について考察します。

精子の運動率を考察する

今回の精液検査の結果を考察していきます。

人工授精は毎回、精液検査結果を教えてくれます。

夫の場合、基本的に運動率が低めです。

が、今回はなかなか良い数字でした(SMI値が)ヾ(≧▽≦)ノ

<2回目人工受精時の精液検査>

項目濃縮前濃縮後基準値
精液量3.4ml2.0ml以上
精子濃度3,378万/ml6,522万/ml2,000万/ml以上
運動率27.7%21.7%50%以上
 高速直進精子9.3%25%以上
SMI値110100以上

※基準値はセントウィメンズクリニック資料より

セントウィメンズクリニックでは「SMI値」を重視します。

客観的に精子の運動率を数値化できる指標のようです。

(資料:セントウィメンズ資料、SMI値について)

100以上ということで、基準値を超えております♪

ちょっと気になるのが、濃縮後の方が運動率が低いことです。

ここはなぜか?を診察時聞きそびれてしまいました。

初診時の精液検査からの変化です。

項目初診時
精液検査
人工授精1
※濃縮前
人工授精2
※濃縮前
基準値
精液量3.0ml2.0ml3.4ml2.0ml以上
精子濃度5,104万/ml2,802万/ml3,378万/ml2,000万/ml以上
運動率23.0%22.9%27.7%50%以上
 高速直進精子6.7%12.1%9.3%25%以上
SMI値82, 9676110100以上
禁欲期間1日間3日間

※基準値はセントウィメンズクリニック資料より

このときの条件は以下。

  • タイミング:人工授精前の禁欲期間3日
  • 夫用サプリメント:PQQ(ビタミン剤)

サプリメント:PQQ GOLD

アイハーブという通販サイトで購入したものです。

ビタミン剤としてものすごいパワーを発揮するそう。

薬局で購入するビタミン剤よりも含有量が抜群!とのこと( ̄▽ ̄)

人工受精時の1回目の精液検査の結果から、夫からの提案2つを実行した形になります。

これにより、精子の運動率や、SMI値の上昇が見られました!

やったぁ(≧▽≦)

ぱちぱちぱち~♪

帰宅時、夫婦で乾杯です。

禁欲期間に関しては、人工授精実施日が確定するのが直前になるため、コントロールしにくい所ではあります。

しかし、できるだけ3日間開けたいねという結論になりました。

また、サプリメントは他にも隠しネタがあるようで、次回は別のものも試してみるとのこと。

3回目の人工授精の精子の数値改善はいかに…(=゚ω゚)ノ

まとめ

人工授精2回目のまとめです。

  • 通院頻度:1カ月で6回
  • 合計金額:32,830円 (保険適用9,490円、自費23,340円)
  • 子宮内人工授精
  • 排卵前に実施
  • 精子:SMI値 110、運動率 27.7%→21.7%(濃縮後)
  • 高温期を安定させる薬:ルトラール、プレマリン
  • 結果:陰性、妊娠できず

以上、2回目の人工授精について体験談をまとめました。

次に実施した第3回目の人工授精のレポートはこちら↓

≫いよいよ中盤!3回目の人工授精&精子の運動率改善へのチャレンジ【不妊治療体験談】

妊活・不妊治療のまとめ記事はこちら↓

≫タイミング法・人口受精からの妊娠★2人目不妊治療の体験談【まとめ】

人工授精の流れについてまとめた記事はこちら↓

≫人工授精とは?スケジュールと当日の流れは?費用はどのくらいかかる?【不妊治療体験談】

注意

妊活・不妊治療は個人差があります。

それぞれの方の状況によって、対応方法が大きく異なってきます。

本記事はあくまで参考程度でお願い致します。

詳細は担当医にご相談くださいませ(´▽`)

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