タイミング法・人工授精からの妊娠★2人目不妊治療の体験談【まとめ】

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妊活・不妊治療

2人目がそろそろほしいなぁ…

そんなことを思ってから約3年間、やっとこさ妊娠することができました。

妊活・不妊治療を実施していく中で、数値を確認して、体質改善を夫婦で試みました。

数値改善に関しては、主に男性不妊で試行錯誤。

本記事は、それぞれの詳細記事を一覧にまとめたものです。

私たち夫婦の妊活スタート時の前提

まず私たち夫婦の前提について。

2017年2月に第一子出産。

その後少ししてから2人目を…と考えておりました。

しかしこの2人目が、なかなかなかなか授からず。

自己流の妊活を実施していましたが、2020年12月から、不妊治療できるクリニックに通いはじめました(夫34才、妻34才)。

クリニックで体験した不妊治療は、タイミング法、人工授精です。

2021年9月に妊娠。

最終的に妊娠した方法は、自己流のタイミング法でした。

2022年5月に、無事出産しております。

不妊治療もクリニックでの検査結果から、体質の数値改善を試みる繰り返し。

もちろん、数値改善だけで報われるものではありませんが(;・∀・)

数値改善をすることにより確率を上げることができます。

これから不妊治療を始める方にとって少しでも参考になれば、、、

と思い、まだ記憶が残っているうちに、なるべく前向きに、明るく私たち夫婦の経験をまとめていきます。

不妊治療で問題となった項目

不妊検査をしていく中で、問題点が2点発見できました。

  • 男性側:精子の運動率が悪い
  • 女性側:1人目授乳時に高くなるプロラクチンホルモンが高いまま

どちらも1人目妊娠時は発生していなかった事象だと思われます。

<男性側>

男性側:精子の運動率が悪い

全く動いていないわけではなく、低いとのこと。

女性ほどの変化ではありませんが、男性も35才前後から、生殖機能が落ちていくことが分かっております。

不妊の40%は男性側に原因があるとも言われております。

サプリメントなどで、夫が数値改善を色々試みて克服してくれました。

その内容をまとめた記事はこちら↓

精子の運動率を上げる3つのポイントで自然妊娠!6回の人工授精から分かった数値改善【男性不妊治療体験談】

<女性側>

女性側:1人目授乳時に高くなるプロラクチンホルモンが高いまま

本来は低くなければいけない脳下垂体ホルモン(プロラクチンホルモン)が、基準値より高いことが分かりました。

二人目不妊の原因の一つでもあるそうです。

プロラクチンは授乳時に高くなりますが、授乳期を終えると通常値に下がります。

私の場合、このプロラクチンが高いまま。

これは薬によって、下げることができました。

プロラクチンの検査についてはこちら↓

≫低温期での採血&月経血検査で何がわかる?2人目不妊の原因にもなるプロラクチンの測定【女性不妊検査】

不妊治療で通院したセントウィメンズクリニック

私が通っていたクリニックについて。

埼玉県さいたま市浦和区の実績はぴか一で少し変わったクリニック(´▽`)

「こんなクリニックもあるのね~」と参考に。

セントウィメンズクリニックについての記事はこちら↓

≫さいたま市浦和区のちょっと癖ありセントウィメンズクリニック★悪評口コミの真相はいかに?【不妊治療】

妊活&不妊治療の体験談

妊活・不妊治療で実施した内容は以下になります。

  1. 自己流の妊活
  2. 不妊治療クリニック初診
  3. 不妊検査(タイミング指導人工授精と平行しながら)
  4. タイミング指導①
  5. タイミング指導②
  6. 人工授精①
  7. 人工授精②
  8. 人工授精③
  9. 人工授精④
  10. 人工授精⑤
  11. 人工授精⑥
  12. 自己流タイミング法…妊娠
    (妊娠初期症状)
  13. 妊娠判定&不妊治療クリニック卒業
  14. 産婦人科に転院

 3.不妊検査は、タイミング法や人工授精と並行して実施しております。

体外受精は実施しておりません。

体外受精を実施する覚悟を決めた矢先の妊娠でした。

不妊治療時の通院頻度と費用

不妊治療はお金と時間をすごく取られる…

聞いたことがあるかもしれません。

では実際にクリニックに通院した日と、かかった費用について。

以下は、不妊検査、タイミング指導、人工授精の内容になります。

通院回数は、約8か月で39回費用は248,650円です。

※男性側の通院は初診のみ、他の通院日は全て女性側です。

※不妊治療保険適用になる前の内容です。

※体外受精にステップアップすると、さらに高額な費用と、通院頻度になってきます。

※各関連の詳細記事をリンクしております。

では、実際の通院日を時系列で記載していきます。

<タイミング指導①&不妊検査>

不妊クリニック通院スタート。

初診時からタイミング指導開始。

同時に不妊検査も実施していきました。

<不妊検査>

<タイミング指導②&不妊検査>

<人工授精(AIH)1回目>…詳細記事はこちら

  • 通院①2月15日:卵胞の大きさチェック
    翌日に人工授精決行を確定。点鼻薬、お尻にhCG注射(保険:2,610円)
  • 通院②2月16日:人工授精
    点鼻薬、肩にhCG注射。抗生物質フェロモックス、デファストン処方(自費:23,450円)
  • 通院③2月24日:採血
    高温期のホルモン値チェック(保険:1,470円)

3月1日に妊娠判定で通院予約を取っていましたが、子供発熱によりキャンセル。

<不妊検査>

<人工授精(AIH)2回目…詳細記事はこちら

  • 通院①3月16日:卵胞の大きさチェック
    卵が少し小さいかも?翌々日に人工授精決行を確定(保険:2,100円)
  • 通院②3月18日:人工授精
    点鼻薬、肩にhCG注射。抗生物質フェロモックス処方(自費:22,240円)
  • 通院③3月20日:排卵チェック
    排卵済み。高温期を安定させるための薬ルトラール、プレマリンを処方(保険:2,360円)
  • 通院④3月24日:hCG注射&点鼻薬のみ
    点鼻薬、お尻にhCG注射。(保険:730円)
  • 通院⑤3月27日:採血hCG注射
    高温期のホルモン値チェック&不妊検査。お尻にhCG注射(保険:3,700円)
  • 通院⑥4月2日:尿検査による妊娠判定
    妊娠しておらず。次回の希望聞かれる。カベルゴリン処方(保険:600円、自費:1,100円)

<人工授精(AIH)3回目…詳細記事はこちら

  • 通院①4月15日:卵胞の大きさチェック
    あれ?小さい?高温期を安定させる薬により生理周期がずれている。4日後に再度、卵胞チェックの内診に(保険:2,260円)
  • 通院②4月19日:卵胞の大きさチェック
    3日後に人工授精実施することが確定(保険:2,000円)
  • 通院③4月22日:人工授精
    排卵済みでした。抗生物質フェロモックス、高温期を安定させるプラノバール処方(自費:22,370円)
  • 通院④4月29日:hCG注射&点鼻薬
    点鼻薬、お尻にhCG注射。(保険:890円)
  • 通院⑤5月2日:採血hCG注射
    高温期のホルモン値チェック。お尻にhCG注射(保険:1,990円)
  • 通院⑥5月7日:尿検査による妊娠判定注射
    妊娠しておらず。次回の希望聞かれる。注射。カベルゴリン処方(保険:720円、自費:1,100円)

<人工授精(AIH)4回目…詳細記事はこちら

  • 通院①5月21日:卵胞の大きさチェック
    卵胞が育っており、人工授精日を翌日に確定。お尻にhCG注射、点鼻薬(保険:2,630円)
  • 通院②5月22日:人工授精
    排卵前。お尻にhCG注射、点鼻薬。抗生物質フェロモックス処方(自費:22,240円)
  • 通院③5月24日:排卵チェック
    排卵済み。体温が上がっていないのが気になるが、大丈夫でしょう。点鼻薬。高温期を安定させるプラノバール、ルテウム膣座薬&小児用バファリン処方(保険:1,860円、自費:9,960円)
  • 通院④5月29日:採血
    高温期のホルモン値チェックのため採血(保険:940円)
  • 通院⑤6月6日:尿検査による妊娠判定
    妊娠しておらず。カベルゴリン処方(保険:760円、自費:1,100円)

<人工授精(AIH)5回目…詳細記事はこちら

  • 通院①6月18日:卵胞の大きさチェック
    人工授精日を翌々日に確定(保険:2,270円)
  • 通院②6月20日:人工授精
    卵管内人工授精。排卵直前で卵胞26㎜。日曜の夜20時予約。お尻にhCG注射、点鼻薬。抗生物質フェロモックス処方(自費:23,840円)
  • 通院③6月22日:排卵チェック
    排卵済み。点鼻薬。高温期を安定させるプラノバール、ルテウム膣座薬&小児用バファリン処方(保険:1,860円、自費:9,960円)
  • 通院④6月28日:採血
    高温期のホルモン値チェックのため採血(保険:1,900円)
  • 通院⑤7月6日:尿検査による妊娠判定
    妊娠しておらず。カベルゴリン処方(保険:610円、自費:1,100円)

<不妊検査>

<人工授精(AIH)6回目&不妊検査>…詳細記事はこちら

  • 通院①7月15日:卵胞の大きさチェック
    子宮鏡検査日だったので同時に卵胞チェック。人工授精日を4日後に確定(費用は子宮鏡検査のみ)
  • 通院②7月19日:人工授精
    卵管内人工授精。排卵直前で卵胞21㎜。お尻にhCG注射、点鼻薬。抗生物質フェロモックス処方(自費:20,730円)
  • 通院③7月21日:排卵チェック
    排卵済み。点鼻薬。高温期を安定させるプラノバール、ルテウム膣座薬&小児用バファリン処方(保険:1,860円、自費:9,960円)
  • 通院④7月27日:採血
    高温期のホルモン値チェックのため採血(保険:1,740円)
  • 通院⑤8月3日:尿検査による妊娠判定
    妊娠しておらず。カベルゴリン処方(保険:610円、自費:1,100円)

<妊娠判定&卒業>…詳細記事はこちら

  • 通院①9月17日:胎嚢確認の内診(6w0d)
    胎嚢を子宮内で確認。ゆっくりの心拍確認。ダクチル(出血や強い腹痛時の流産予防薬)処方(保険:2,040円)
  • 通院②9月24日:心拍確認の内診(7w0d)
    心拍確認(保険:1,670円)
  • 通院③10月1日:予定日確定の内診&卒業(8w0d)
    順調に育ち、予定日確定。紹介状発行。クリニック最終日(保険:2,560円)

通いました。

体外受精にステップアップするとさらに通院頻度&費用がかかります。

※2022年度から保険適用範囲が広くなっているのでここまで費用はかかりません。

費用全体と補助金

全体でかかった費用と補助金について。

<費用>

合計:248,650円

  • 保険適用:73,350円
  • 自費:175,300円

自費は主に人工授精6回分費用と、その際の薬代になります。

2021年に通院してましたので、不妊治療が保険適用になる前の費用です。

2022年度からは不妊治療が保険適用になりますので、負担が少なくなるかと思われます(´▽`)

ここから戻ってくる補助金などがあります。

<補助金など>

  • さいたま市の早期不妊検査助成事業で、20,000円分補助
  • 医療費控除での還付

さいたま市では、不妊検査代の補助があります(2021年時点、条件もろもろあり)。

申請したので、2万円分の補助がでて、初期の検査に関しては実質無料でできました。

ただし、人工授精に関しては補助がありませんでした。

(出所:厚生労働省資料より)

そのため、2021年は人工授精の自費分はそのまま負担になりました。

また年間で10万円以上超えると、確定申告で医療費控除を受けられます。

税金の支払い分から戻ってきますので、こちらは夫婦で年収の高い方が実施しましょう。

※年収により還元率が異なります。

また、妊娠判定陽性後、3回クリニックに通い順調かどうか確認します。

順調で予定日が確定すると、紹介状を書いてもらい卒業、産婦人科へ転院となります。

最初のころの経腟エコーでの確認は、通常の産婦人科では保険適用外になりますが、不妊クリニックでそのまま診てもらう場合、保険適用です。

<陽性判定後>

通院3回、毎回経腟エコー、薬&紹介状込みの費用。

  • 保険適用:6,270円

こちらはちょっとだけお得です。

まとめ

以上をまとめます。

  • 2人目不妊。夫婦ともに34才で不妊治療スタート
  • 男性側:精子の運動率低い⇒サプリメントなどで克服
  • 女性側:プロラクチン高い⇒薬で対応
  • クリニックでは2周期タイミング法、6周期人工授精
  • 最終的に自己流タイミング法で妊娠
  • 通院回数:約8か月で39回。費用:248,650円(ここから補助金&控除有り)

不妊治療。

時間とお金、それに精神面で負担がかなりかかるものです。

しかも自分の努力とは比例しません。

不妊治療中は、そうとうネット、SNS情報を検索しました。

もっといろいろ事前に知っていれば…ということも多かったので、どなたかの参考になればと今回夫婦でブログにまとめております。

なるべく前向きに、面白く…を意識しております(´▽`)

※注意

妊活・不妊治療は個人差があります。

それぞれの方の状況によって、対応方法が大きく異なってきます。

本記事はあくまで参考程度でお願い致します。

詳細は担当医にご相談くださいませ(´▽`)

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